田上裕大

日本屈指の進学校で味わった大きな挫折「自分にしか伝えられないことを発信したい」【田上裕大|ミスター青山コンテスト2024】

今回は、ミスター青山コンテスト2024エントリーNo.2の田上裕大さんにインタビューしました!

田上裕大(たがみゆうだい)

田上裕大

ミスター青山コンテスト2024エントリーNo.2。経済学部経済学科1年。

唯一の1年生ファイナリストに

今年のミスター青山のファイナリストで唯一の1年生である田上さん。ミスターコンに応募したきっかけは知り合いからの勧めだったそう。

「知り合いの先輩に『1年生で出てみたら面白いよ』って言ってもらったのが最初のきっかけですね」

声をかけてもらって「すぐに出たい」となったわけではないが、少し考えてエントリーを決めた。

田上裕大

「大学生活始まったばかりでしたけど、サークルとかバイトとか特に何かを頑張ってやってるわけではなかったので、『自分が力を入れられることやってみたいな』って思って応募しました」

そして、田上さんは選考を突破してファイナリストに選ばれた。ファイナリストになってからはLIVE配信など慣れない活動に苦戦しながらも、撮影やイベント出場など、ミスターコンに出場しなければできなかった経験に日々刺激を受けている。

「『毎日大変だな』って思うんですけど、楽しいこともいっぱいあるので、活動自体は楽しめてます。あとは、他のミスターのファイナリストはみんな自分よりも年上なので、後輩ポジションでかわいがってもらってますね(笑)

失敗を経験したからこそ伝えられるもの

そんな田上さんだが、SNSには頭を悩ませている。田上さんとしては、SNSで勉強系の発信をしていきたいというが、どんな発信をすればいいのか、わからずにいるという。

そして、田上さんの「勉強系の発信をしたい」という考えの根底には、大学受験での苦い経験があるという。

開成高校に通ってたんですけど、高校2年生ぐらいからゲームにハマって全然勉強しなくなったんですよ。ただ、英語だけは得意だったんで、英語を使って受けられる大学を探して慶應、青学、明治を受けました」

田上裕大

田上さんの第一志望は慶應だったそうだが、残念ながら慶應には受からず。しかし、青学と明治には合格し、最終的に青学を選んだ。

「青学はすごくいい大学なんですけど、やっぱり慶應には受かりたかったなって。しかも、高校受験のときには慶應の附属高校にも受かっていたので、大学で落ちたショックは余計に大きかったですね

しかし、そんな田上さんにしか伝えられないこともある。

大学受験に失敗したからこそ、”努力の本当の大切さ”に関しては他のファイナリストよりもわかっていると思うんです。なので、どういった形にするかはまだ決めてないんですけど、いつかは中学生、高校生に向けて勉強系の発信をしたいですね」

日本屈指の進学校である開成高校に通っていたこともあり、田上さんにとって大学受験は大きな挫折となったことだろう。しかし、田上さんは青学に入って1年生でミスターコンに挑戦し、今は悩みながらも一歩ずつ前に進んでいる。

今回のミスターコン期間中はもちろん、これからの長い大学生活を通して、田上さんはもっと大きく成長してくれることだろう。

田上裕大

取材・文:ワダハルキ

撮影:けんを

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