今回は、ミス中央コンテスト2024エントリーNo.1の鈴木萌々花さんにインタビューしました!
鈴木萌々花(すずきももか)
「地味な高校生」から大学生アイドルに
ミスコン活動と並行してアイドルとしても活動している鈴木さん。しかし、高校時代は現在では想像できないほど「地味な生活を送っていた」という。
「高校時代は部活と勉強しかしてなくて、自分のことをJKだと思ったことはなかったですね(笑)」
部活はフェンシングをやっていたそうで、本人曰く「インターハイを目指すぐらいガチだった」という。しかし、鈴木さんが高校生のときには新型コロナウイルスの影響でインターハイが開催されず、鈴木さんの目標は叶わなかった。
「インターハイに行けなかったのは悔しかったんですけど『部活と勉強できればいいや』ぐらいにしか考えてなかったんで、意外とサッパリしてたかもしれませんね」
とはいえ、鈴木さん自身も「もう少しキラキラしておけばよかった」と少なからず後悔はしていたようで、「大学生活は充実させたい」という思いから、大学入学後にまずは学生団体に入った。そして、その学生団体での活動が鈴木さんにとって大きな転機となる。
「学生団体の活動をしていると、同じ学生でモデルをやっていたり女優を目指していたりする方々とお会いする機会があって、素直に『かっこいい』って思ったんです。それまで自分が表舞台に立つなんてまったく考えていなかったんですけど、元々アイドルが好きで歌うことも好きだったのもあって、『アイドルやってみたいな』って思ってアイドル活動をはじめました」
アイドル活動で気づいた新たな自分
表舞台への憧れからアイドル活動をはじめた鈴木さんだったが、歌とダンスはほぼ未経験だったため、デビュー前にはかなりの練習を重ねた。
「デビューしたのが去年の11月でアイドルになるのが決まったのが7月だったので、その4ヶ月間はみっちり練習しました」
そして、鈴木さんは11月に満を持してデビュー。そこから今に至るまで約1年間、アイドルとして活動を続けている。
「アイドルデビューしてから、人生で始めて誰かに応援されたり見られる立場になったので、ものすごく不思議な感覚だったんですけど、『楽しい』って気持ちは大きかったし、誰かに応援してもらえることのすごさを改めて感じました」
また、アイドル活動を通して、生まれて始めて”自分のファン”もできた。
「『私、SNS苦手だな』って、アイドル活動始めてから気付いたんですけど、ファンの方もそれを理解してくれてるので、『全然SNSとか無理しなくていいよ〜』って言ってくださるんです。その気持ちは嬉しいんですけど、私自身はもうちょっとSNSは頑張ったほうがいいとは思ってるんで、『甘やかさないで!』って言ってるんです。けど、結局しっかり甘やかされちゃってますね(笑)」
ちなみに、ミスコンにエントリーしたのもファンに出場を勧められたことがきっかけだったそう。
「私自身、アイドルとしてファンの方と接していくなかで『応援してるよ』とか『ももかちゃんのおかげで頑張れるよ』って言ってもらうことが増えてきていて、本来元気を与える側の私が逆にファンの方に元気をもらっていたんです。なので、私は本当にファンの方の存在は大事に思っていて、そんなファンの方に勧めてもらったのがきっかけで、ミスコンのエントリーを考えるようになりました」
鈴木さん自身は元々ミスコンに興味はなかったというが、「ファンの方をもっと喜ばせたい」「アイドル活動みたいに、少しでも自分の存在が誰かの生き甲斐になれたら」と考え、最終的にミスコンへのエントリーを決めた。
「最後までファンの方と楽しみたい」
現在、鈴木さんはミスコンとアイドルを掛け持ちしながら活動しており、忙しくも充実した日々を過ごしている。SNSでの発信やLIVE配信も、苦手ながらも自分なりに工夫して続けてきた。
「特にLIVE配信は、最初の方は自分で見ても『無理してるな』って感じの変な頑張り方をしてたんですけど、ファンの方には『無理してるよね』ってすぐにバレました(笑)。なので、そこからは無理せず自然体で配信を楽しめるようになりましたね」
ミスコン活動でもアイドル活動でも、鈴木さんはたくさんのファンに支えられてきた。それは、鈴木さん自身の魅力はもちろん、鈴木さんが常にファンとの交流を大切にしてきたからに他ならない。
そして、その姿勢はミスコン活動が残り1ヶ月を切った今でも変わっていない。
「ミスコンに出た当初から『グランプリを目指します』って言ってきたので、最後までそこはブレずに頑張りたいんですけど、それ以上に私に出会ってくれた人や私を応援してくれた人を少しでも幸せにしたいっていう気持ちが大きいです。なので、今はLIVE配信のイベント期間は終わってるんですけど、できるだけ毎日配信は続けて、最後までファンの方と一緒に楽しみながら活動を終えたいと思っています」
取材・文:ワダハルキ