村山恵斗

好きな動物は“トムソンガゼル” 運営志望からファイナリストになった異色のミスターの素顔【村山恵斗|ミスターキャンパス関西学院2024】

今回は、ミスターキャンパス関西学院2024エントリーNo.3の村山恵斗さんにインタビューしました!

村山恵斗(むらやまけいと)

村山恵斗

ミスターキャンパス関西学院2024エントリーNo.3。社会学部社会学科3年。

夢は動物保護団体の立ち上げ

動物愛に溢れ、動物に関する知識も豊富な村山さん。一番好きな動物がトムソンガゼル(ぜひ調べてみてほしい)というのだから、その愛が本物であることに疑いの余地はない。

そして、動物を愛する村山さんは、将来は動物の保護団体を立ち上げることを目指しているという。

「もちろん、今も動物の保護団体はいくつかあります。けど、すべての団体がちゃんと保護活動をしているかは外から見てもわからないし、仮にお金を寄付しても動物保護のために使ってもらえるかどうかもわからないじゃないですか。

だったら、『自分で団体立ち上げたほうがよくね?』って思って、保護団体の立ち上げを目指している感じですね」

村山恵斗

熱い想いを持って日々を過ごしている村山さんだが、高校までは今よりも圧倒的に口数が少なく、どちらかと言えばおとなしい性格だったという。

「高校生までの自分は、今よりも落ち着いた人間だったと思います。小、中、高とずっとバスケをやってたんですけど、バスケでもガツガツ自己主張する感じではなく、黙々と練習に取り組んでるタイプでした」

そして、そんな村山さんが変わるきっかけになったのが、動物保護への想いからだった。

「大学に入って動物の保護団体の立ち上げを考えるようになってから、その夢を周りに伝えるために、自分のことをオープンにさらけ出せるようになりましたね」

動物保護のためにミスターコンに

今でこそファイナリストとして活動している村山さんだが、実は最初はコンテストの運営スタッフになることを考えていたという。

「最初は運営に所属してる知り合いから『運営やってみない?』って声をかけてもらったんです。僕も興味があったんで話を聞いてみたんですけど、話を聞いているうちに『これなら、ミスターコン出るほうがよくね?』って思って、ミスターコンに応募しました(笑)

ちなみに、ミスターコンに応募を決めたのも、動物の保護団体を立ち上げる夢のためだったそう。

村山恵斗

「動物の保護団体ってお金儲けの活動じゃないんで、自分たちのお金だけで運営していくのは難しくて。たくさんの人に寄付してもらってようやく成り立つ活動なので、僕が有名になって応援してもらえるような人間になれれば、夢を叶えられるかもしれないなって」

保護団体立ち上げの夢のためにミスターコンに挑戦した村山さんだったが、SNSやLIVE配信といった発信活動はまったくの未経験。特にLIVE配信は最初は試行錯誤の日々が続いていたが、とにかく質より両をこなすことを意識していたという。

LIVE配信はとにかく長時間配信することだけ考えてましたね。夜から深夜まで配信したら、その次の日の朝に配信したり、とにかくいっぱい配信してました(笑)」

そんながむしゃらに頑張る村山さんを応援してくれる視聴者は徐々に増えていき、配信イベントでもたくさんのファンが村山さんの配信を盛り上げてくれるようになっていった。

村山恵斗

「最初は本当に1人、2人しか視聴者がいなかったんですけど、今では配信する度にたくさんの方に観てもらえるようになったので、本当に感謝しかないです」

本気だからこその一点集中

現在はミスターコンの活動に注力している村山さんだが、現在3回生ということもあり、卒業後の進路を考えなければいけない時期に差し掛かっている。

「動物の保護団体を立ち上がる夢はあるんですが、何の知識も経験もない今の状態では無理だと思ってます。なので、とりあえずは動物や保護団体についてもっと勉強して、保護団体を立ち上がるのに就職が近道になるのであれば、迷わず就活をしようと思っています」

しかし、今は就活は一切せず、ミスターコン一本で活動しているという。

「就活もやってミスターコンもやると、僕の性格的にどっちも中途半端になるのが目に見えているので、今はミスターコン一点集中で、生活のすべてをミスターコンに注いでます

もちろん、将来への不安がないと言えば嘘になるだろう。しかし、本気でミスターコンに挑んでいるからこそ村山さんの言葉に迷いはない。

「ミスターコンに本気で打ち込むことは必ず就活にもプラスになると思いますし、僕の夢を叶えるきっかけになるかもしれないので、これからも迷いなく進んでいきますよ!」

村山恵斗

取材・文:ワダハルキ

撮影:けんを

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