「“内面の美しさ”を磨いていきたい」海外で見つけた本当の自分らしさ【土田小雪|ミス青山コンテスト2024】

今回は、ミス青山コンテスト2024エントリーNo.6の土田小雪さんにインタビューしました!

土田小雪(つちだこゆき)

土田小雪

ミス青山コンテストエントリーNo.6。文学部英米文学科4年。

海外文化に浸った幼少期

文学部英米文学科に籍を置き、高校、大学時代にも留学を経験するなど、まさに英語漬けの生活を送っている土田さん。昔から海外の文化が好きだったそうだが、その原点は小学生時代に参加したサマーキャンプにあった。

「小学生時代にアメリカンスクールのサマーキャンプに毎年参加していたんですが、ずっと英語で生活するような環境だったんです。そのときに、外国の文化に触れたり、英語でコミュニケーションを取れることがすごく楽しくなって、『英語をもっと勉強したい!』って思って、ディズニーチャンネルや洋画を見たりするようになりました」

どっぷり英語に浸かった土田さんは、得意な英語を伸ばすために高校は青学の高等部に進学。高校時代にはカナダへの短期留学を経験し、現地の家庭へホームステイしたことで、より一層海外文化に興味を持つようになった。

土田小雪

そして、大学でも英語の勉強に打ち込むべく、青学の英米文学科に進学した。

「大学は内部進学に決めて、自分の好きなことを勉強する時間があったので、大学の協定校留学の制度使うために高3の春休みからIELTSの勉強を始めました

土田さんが入学したタイミングはまだコロナの影響が強い時期だったが、2年生になってからようやく落ち着きを見せ始め、そのタイミングで念願だった協定校留学に参加。2年後期から3年前期の1年間、イギリスのオックスフォードで生活した。

「当時は大学の学生寮で暮らしていたんですが、1つのフラットを12人共同で住んでいました。日本人は私以外いなくて、寝るとき以外はみんな共有スペースでお喋りする生活でした(笑)

英語にどっぷり浸かり、憧れだった異文化交流を楽しめる時間は土田さんにとってこの上ない幸せな時間だったそう。

“内面の美しさ”を磨くために

そんな土田さんが、今回青山ミスコンの出場を決めたのには明確な理由があった。

土田小雪

「一番の理由は、青学高等部時代からの先輩方がミスコンに出場して、外見だけじゃなくて内面から溢れる美しさを身に着けられていた姿に憧れたからですね」

ファイナリスト同士がグランプリを目指すミスコン活動だが、実は自分自身との戦いの側面は強い。

ミスコン活動では、毎日のSNS更新やLIVE配信はもちろん、イベントへの出演や写真撮影、メディアからの取材対応など、ファイナリストにはさまざまなタスクが与えられる。これらをすべてこなしていくにはセルフマネジメントが欠かせないのだが、そのために必要となるのが“自分の中で芯を持つこと”つまり、“内面の美しさ”なのだ。

そして、この“内面の美しさ”を土田さんが意識するようになったのは、海外留学での経験はもちろん、所属している準体育会のゴルフ部で学んだことも大きく影響しているという。

「ゴルフ部の活動では、礼儀正しく振る舞うことはもちろん、一緒にプレーしている人にも気を遣える人間になることは意識していました。ゴルフのラウンドを周るのってけっこう時間がかかるんですが、そういった部分ができない人と『一緒にラウンド周りたい』とはならないじゃないですか(笑)」

「枠に囚われない個性を発信したい」

現在はミスコン活動に邁進している土田さんだが、ミスコン終了後もSNSでの発信活動は続けていく予定だという。

土田小雪

私自身が一番大切にしていることが、枠に囚われずに自分の個性や考え方をそのまま伝えることなんです。例えば日本だと、”日本特有の美の基準”ってあるじゃないですか。それが悪いとは思っていないんですが、それに囚われて自分らしさを消してしまうのは嫌なんです」

この考え方も、海外に行って気付かされたものだ。

「昔からそばかすがコンプレックスで、日本にいるときはファンデーションとかコンシーラーでけっこう強めに消していたんですが、海外に行ったらすっぴんで過ごす時間も多くて、そばかすを隠せないときも多かったんです。でも、みんな私のそばかすを見て『素敵だね』って言ってくれることが多くて、『私のそばかすって悪いことじゃなくて個性なんだ』って気付かされました

さまざまな経験を通して気付いた”内面の美しさ”の重要性。

「みんなが自分らしくいられるようになってほしいです」

土田さんの挑戦はまだはじまったばかりだ。

土田小雪

取材・文:ワダハルキ

撮影:けんを

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