今回は、ミス東大2025ファイナリストの入江あんなさんにインタビューしました!
入江あんな(いりえ あんな)

ミス東大2025エントリーNo.5。総合文化研究科広域科学専攻修士1年。
人生2度目の大学ミスコン
── 今回、なぜミスコンに出てみようと思われたんですか?
入江さん:学部生時代に通っていた東京理科大学のコンテストに出ているときに、東大のミスコンをしっかり見るようになって興味を持ったのがきっかけです。
元々、大学院は別の大学に行きたかったのと、注目度のあるコンテストに出てみたかったので、「東大のミスコンに出てみよう」と思ってエントリーしました。
── 東京理科大のコンテストにも出ていたんですね。理科大のコンテストにはどのようなきっかけで出ようと思われたのでしょうか?

入江さん:元々はSNSも全部鍵垢で、表に立つような活用は何もしてなかったんですが、当時のサークルにコンテストでグランプリを獲られた先輩がいて、いろいろ話を聞いているうちに興味を持つようになってエントリーした形です。
── 2つのミスコンに出てみて、違いはありましたか?
入江さん:やっぱり東大のミスコンのほうが、規模も注目度も大きいですね。協賛してくださるスポンサーやイベントの数も全然違いました。理科大のコンテストはどちらかと言えば学内向けのコンテストだったので、「いかに友達に協力してもらうか」みたいな感じだったので、その部分でも全然違いますし、東大のミスコンも楽しいなと思います。
── 活動もミス東大のほうがやることが多くて忙しそうですね。

入江さん:そうですね。私は大学院生で基本的には毎日研究室で研究をしているので、ミス東大に出る前までは関わる人も研究室のメンバーが中心でした。けど、ミス東大に出てからは活動を通して本当にたくさんの方と関われる機会が増えましたし、SNSの毎日投稿やLIVE配信もやるようになって、本当に「生活が一変した」っていう表現がピッタリな感じです。
「順位が出ることがモチベーション」
── 東大の大学院を受験するときはかなり大変だったのではないでしょうか?
入江さん:受験期は一日12時間以上は勉強していた記憶がありますね。受かるかどうか心配だったので、念には念を入れて勉強しました。
── 大学生で一日12時間の勉強はかなり多いですね。

入江さん:でも、その時は全然苦ではなかったですね。大学受験よりは勉強期間も短かったですし、逆に「人生最後の受験勉強だから」っていう気持ちでやっていたので、なんとか頑張れました。
── 勉強は元々好きだったのでしょうか?
入江さん:勉強をして、テストで良い順位が出て、それがさらにモチベーションになるっていうサイクルが自分は好きだったので、勉強は好きだったかもしれないですね。逆に、研究は明確な順位が出るわけではないので、たまにモチベーション管理が難しいときはあります。
── そういう意味で言うと、順位がはっきりと出るミスコンは入江さんの性格に合っているのかもしれませんね。
入江さん:そうですね。順位が出るからこそやる気も出て、うまく自分を動かせている部分はあるかもしれないです。
文化祭のダンスで変わった意識
── 人前に立つような活動には昔から憧れがあったのでしょうか?

入江さん:いえ、昔はむしろ人前に立つことは本当にダメなタイプでした。けど、高校の文化祭の出し物でダンスをやらなくちゃいけなくなったときに、やってみて初めて「人前に立つのって楽しいかも」って思えるようになりましたね。
── では、昔はどちらかと言えば大人しい性格だったということでしょうか?
入江さん:そうですね。昔と今では180度性格は変わったと思います。LIVE配信なんて、昔の私なら絶対にやっていなかったと思います(笑)。
── それはやはり、文化祭のダンスがきっかけなのでしょうか?
入江さん:今思えばそうかもしれないですね。そのときの「挑戦してみれば意外と楽しい」っていう経験が、今の私の行動指針になっている気はします。
「フィナーレまで完走することが目標」
── 残りの活動期間はどのように活動されるのでしょうか?

入江さん:もちろん、グランプリを獲りたい気持ちはあるんですが、私のなかではまずはフィナーレまで完走することが第一目標です。
私はグランプリにこだわりすぎるとメンタルも不安定になりそうな気がするので、まずはしっかり楽しんで完走することを目標にするくらいが、自分のメンタル的にも一番安定していられるかなと。
なので、応援してくださるファンの方の期待に応えられるように、フィナーレまで完走して、この活動を人生の素敵な思い出の1ページにすることが一番の目標です。
── 最後に、将来の目標や夢があればお聞かせください。
入江さん:まずは大学院を卒業が最重要事項なので、卒業後の進路はまだ明確には決めていないです。就職ももちろん考えますが、芸能界にも興味はあるので、この活動を通して自分の進むべき道を見つけられたらいいなと思います。

取材・文:ワダハルキ
撮影:ゆうゆう

