今回は、ミス近大2025敗者復活枠の井上彩葉さんにインタビューしました!
井上 彩葉(いのうえ いろは)

ミス近大2025敗者復活枠エントリーNo.2。国際学部3年。/提供:ミス近大
「ミスコンってこんなに忙しいんだ!?」
── 今回なぜミスコンに出てみようと思われたのでしょうか?
井上さん:ミス近大の運営に同級生がいて、「出てみない?」って声をかけてもらったのがきっかかでした。私は自分がミスコンに出るなんて思ってなかったんですけど、せっかく誘ってもらったし「じゃあ、ちょっとやってみるか」ぐらいの軽いノリで応募しました。
── 実際にミスコン活動を始めてみてどうですか?
井上さん:思っていたよりもSNS活動や撮影があって、「ミスコンってこんなに忙しいんだ!?」って衝撃を受けました(笑)。軽いノリで応募したことをちょっと後悔したぐらいです(笑)。特にSNSは3つのアカウントを同時に動かさないといけないのが大変でしたね。
あとは、自分の魅力を発信して人に応援されるような人になるのは難しいんだなって思いました。
── ミスコン活動で楽しかったことは何かありますか?
井上さん:撮影が一番楽しいですね。今年のミス近大にはファイナリストごとにマネージャーさんと、企画担当者さん、広報さんがついてくれていて、4人1チームで行動しているんですけど、その4人で「こういうふうにやったらいいんちゃう?」とかを考えながら撮影するときは、すごく楽しいです。
── 逆にミスコン活動で大変なことは何かありますか?
井上さん:スケジュール管理が一番大変ですね。学校とバイトだけでもそこそこ忙しいかったんですけど、そこにミスコンが入ってきたので、もうファイナルまでスケジュールはパンパンで。
私は敗者復活なので、ミスコンに出ることは10月の中旬ぐらいに決まったんですよ。で、もう10月末ぐらいから活動がスタートしたので、予定を空ける暇もなく撮影やイベントがどんどん入ってきて、パンクしそうです(笑)。
ミスコンで学んだ自分の表現方法
── ミスコンに出る前は何か表舞台に立つような経験はされていたのでしょうか?

井上さん:中学は吹奏楽部で、高校は軽音部だったので、ステージに立ったりはしていたんですけど、それはどちらかと言えば演奏を見てもらう感じだったので、ミスコンみたいに私自身を見てもらう活動は初めてでした。
── 確かにそれは全然違いそうですね。
井上さん:そうですね。近大の特技披露みたいなイベントで歌を歌ったりもしたことあるんですけど、それもミスコンとは違いましたね。
── 音楽の経験が豊富なんですね。今も何か音楽はやられているのでしょうか?
井上さん:今は何もやっていないんですけど、ミスコンで特技披露の時間があるので、久しぶりにドラムを練習しています。あとは、カラオケ行って歌を練習したりもして、とにかく音楽と自分は切り離さずに生きています。
── ミスコンに出て自分のなかで変わったと感じることはありますか?
井上さん:私はSNS をまったく使わない人間だったので、自分の幅がちょっと広がったな感じはします。TikTokに自分が踊っている動画を載せるなんて、ミスコンに出る前の私なら考えられなかったんですけど、今まで自分がしてこなかった表現ができるようになったのは変わった部分だと思います。
でも一方で、自分のなかの軸はブラさずにできていると思います。私はそもそも、「SNSでいろんな人にたくさん見られたい」とか「いいねがたくさん欲しい」みたいな気持ちはなくて、あくまでも「自分が発信したいことを発信する」っていうスタンスなんです。
もちろん、投稿本数も増やさないといけない部分はあるんですけど、そこは自分の軸をブラさずにできていますし、そのうえで新しい表現ができるようになっているので、そこは大きく変わったと思います。
「諦めずに最後までやり切りたい」
── 残りの活動期間はどのように頑張っていきたいですか?
井上さん:私は数字的な部分では、敗者復活から勝ち上がってグランプリを獲るのはかなり遠いのが現状です。でも、残された期間で自分の限界を出して、諦めずに最後までやり切りたいですね。
── 最後に将来の夢や目標を教えてください。
井上さん:明確な目標はないんですが、ミスコンを通してSNSに対する抵抗が少なくなったので、できる範囲で自分の好きな音楽の発信をやっていけたらなとは思います。

取材・文・撮影:ワダハルキ
