林怜美

憧れのミスコン出場もXで3,000万インプ超えの大炎上 それでも彼女が「冷静に受け止められた」ワケ【林怜美|ミス慶應コンテスト2025】

今回は、ミス慶應コンテスト2025ファイナリストの林怜美さんにインタビューしました!

林 怜美(はやし れいみ)

林怜美

ミス慶應コンテスト2025エントリーNO.6。経済学部3年。



“憧れ”だったミスコン活動

── 今回ミスコンに出てみようと思われたきっかけは何だったのでしょうか?

林さん:ミスコンには大学に入る前から憧れていました。特に、青山学院大学などのミスコンは「華やかで素敵だな」とずっと思っていたんですが、自分には縁遠い世界だと思っていたので応募はためらっていました。

けど、大学3年生になって「迷っているだけじゃ何も変わらない」という気持ちが強くなりました。「行動することに意味がある」というのが私のモットーだったので、「とりあえずダメ元で応募してみよう」と決心しました。

── 憧れのミスコン活動を実際に始めてみていかがでしたか?

林さん:もともとミスコンの活動内容をすべて理解していたわけではなかったので、SNSでの毎日投稿はシンプルに見えて大変だなと感じています。

ただ、思っていたよりも多くの方に私の投稿を見ていただけているようで、それが日々の活動の励みになっています。ファンの方の応援のメッセージは、本当に力になりますね。

── 活動のなかで特に印象に残っている出来事はありますか?

林怜美

林さん:「TGC CAMPUS」で、人生で初めてランウェイを歩かせていただいたことですね。今まで経験したことのない華やかな世界を経験できて、とても思い出に残っています。

── ランウェイを歩くにあたって事前の練習などはされたんですか?

林さん:いえ、当日のリハーサルで軽く歩いた程度で、ちゃんとした練習はなかったです。なので、ほとんどぶっつけ本番でしたね。

── それは緊張しませんでしたか?

林さん:本番前はめちゃくちゃ緊張しました(笑)。でも、いざ歩き始めると不思議と緊張はあまり感じなかったんです。記憶も飛んでいないですし、良い経験になりました。

── 舞台度胸があるんですね。逆に、活動中に「大変だな」と感じることはありますか?

林さん:毎日SNSを更新したり、LIVE配信をしたりするなかで、常に数字を意識してしまうことですね。フォロワー数や配信のランキングなど、何をするにしても数字がつきまとうのは少しプレッシャーに感じることもあります。



Xで思わぬ大炎上

── ところで、林さんと言えば少し前にX(旧Twitter)での投稿が話題になっていましたよね。

林怜美

林さん:ありがとうございます(笑)。まさかあんなに多くの方に見てもらえるとは思っていなかったので、驚いています。

── 写真の車はご実家の車だったんですよね?

林さん:はい。父が車好きなので、実家にある車なんです。

── あの投稿があそこまで注目されると思っていましたか?

林さん:まったく思っていませんでした。インスタに載せた写真を、そのままXに投稿しただけだったので…。

けど、今思えばあの投稿は「X上でネタになりやすい」投稿だったなとは思います(笑)。

── あの投稿の反響はいかがでしたか?

林さん:周囲からは「大丈夫?」と心配されることもありました。もちろん批判的な意見もありましたが、同時に擁護してくださる方もたくさんいて。

あとは、あそこまでバズること自体が初めての経験だったので、良くも悪くもSNSでの発信には大きな影響力があることを実感しました。

── 批判的な意見もあったとのことですが、それはどう受け止められましたか?

林怜美

林さん:最初は戸惑うこともあったんですけど、次第に冷静に受け止められるようになりました。

SNSでの発信は本当にいろいろな人が見ていることを改めて感じましたね。メンタルもかなり鍛えられた気がします。



強靭なメンタルを培ったイギリス留学

── とはいえ、批判的なコメントも少なくなかったとは思うのですが、元々メンタルはお強いのでしょうか?

林さん:メンタルに関して言えば、留学で鍛えられましたね。私は中学・高校はイギリスに留学していたんです。

── 中高でイギリス留学はすごいですね。それは、ご家族のお仕事の都合とかでしょうか?

林さん:いえ、私が「イギリスに行きたい!」と親に頼んで、行かせてもらいました。

小学校時代にイギリスに短期留学に行かせてもらうことがあって、そのときに海外の学校の雰囲気や海外での生活に憧れるようになって。「絶対にここで学生生活を送りたい!」と思って、イギリスに行きました。

── ご自身で決められたんですね。そのときはホームステイですか?

林怜美

林さん:生活は学校の寮で、同年代の友達と一緒に暮らしていました。

私の学年は、私を含めて15人くらい留学生がいたんですけど、私以外はみんな中国や香港からの学生でした。彼らは母国語で話すことが多く、英語で話しかけても答えてくれないこともあって。正直、一人だけ疎外感を感じていました。

でも、「このままじゃダメだ」と思って、当時から好きだった料理のクラブを寮内で立ち上げて、みんなに「一緒にやろうよ!」と声をかけていきました。最初は半ば無理矢理だったんですけど、徐々に参加してくれる子も増えていって、それがきっかけでいろいろな子と打ち解けられるようになりましたね。

── 行動力がすごいですね。

林さん:今の自分ならそこまで頑張れないと思いますけど、当時は謎にできていましたね(笑)。



「自分の発信力を良い方向に活かしたい」

── 活動期間は残りわずかですが、今後の意気込みや目標があれば教えてください。

林さん:私は実家で猫を飼っているんですが、昔から動物が大好きで。その動物好きが高じて、今は保護猫のボランティア活動を実施している団体に所属しています。

なので、ミスコン活動を通じてその保護猫活動についても発信をしていきたいですね。

──  そういった社会活動にも関心があるんですね。

林さん:はい。あとは、グルテンフリー料理が好きなので、グルテンフリー料理の作り方の動画とかも出せたらいいなと思います。

──  それはまたピンポイントですね(笑)。

林さん:そうですね(笑)。けど、説明するのが難しいんですが、グルテンフリー料理ってすごく面白くて。なので、その発信もできたらとは思います。

とりあえずSNSでの発信を頑張って、自分の発信力を良い方向に活かしていきたいです。

林怜美

取材・文:ワダハルキ

撮影:片岡翔



Share
share