夢は女優 カンヌ国際映画祭に出演も「自分の個性は悩み中です(笑)」【野宮凜|ミスキャンパス関西学院2025】

今回は、ミスキャンパス関西学院2025ファイナリストの野宮凜さんにインタビューしました!

野宮 凜(のみや りん)

野宮凜(のみや りん)

ミスキャンパス関西学院2025エントリーNo.6。教育学部教育科学コース1年。



カンヌ国際映画祭にモデル出演!?

── 今回なぜミスコンに出てみようと思われたんですか?

野宮さん:一番は自己プロデュース力を上げたかったからです。私は高校1年生から女優として活動しているんですけど、自分の個性が見つからなかったり、オーディションでのアピールポイントや、受かる理由作りがずっとできないまま来てしまって。

けど、ミスコンに出られている方は皆さんそれぞれ自分の個性や強みを生かして頑張っていらっしゃったので、「私もミスコンに出たら自分の個性や強みを見つけられるかも」と思って、応募しました。

── 女優をいつごろから目指されているのでしょうか?

野宮さん:はっきりとは覚えていないんですが、小さい頃からミュージカルが好きで、宝塚を目指していた時期もありました。中学は舞台芸術コースがある学校に通っていて、宝塚の受験スクールにも通っていたんですが、バレエをやっていなかったので体が硬くて、一生怒られていましたね(笑)。

── 普段はどのようなお仕事をされているんでしょうか?

野宮凜

野宮さん:今は演技レッスンが多いんですが、この前はカンヌ国際映画祭にモデルとして出演させていただきました。

── めちゃくちゃすごいですね。それは事務所にお仕事の依頼が来たということですか?

野宮さん:いえ、それはたまたまLIVE配信オーディションを見つけたんです。「こんな大きなお仕事をなんでLIVE配信で?」って、最初は半信半だったんですけど、本当でしたね(笑)。

逆に、事務所から来る仕事だったら私は出られなかったと思います。身長が180cm、190cmないと通用しない世界だなって、実際に行って痛感したので。

── 現地の雰囲気はいかがでしたか?

野宮さん:全然緊張しなくて楽しかったです。けど、自分から動かないと何も始まらないんだなって思いました。

ヘアメイクも自分で並ばないと抜かされたり、衣装も奪い合うみたいな感じで。モデルさんも「この服着させて」ってデザイナーさんに自分を売り込むんですよ。で、デザイナーさんに選んでもらったらその人のモデルとしてファッションショーに出る、みたいな。

なので、メンタルが強くないとやっていけないんだろうなって思いました。



「自己主張」に苦戦

── 演技レッスンではどのようなことをやられているんでしょうか?

野宮凜

野宮さん:レッスンではエチュードをずっとやっています。特に一言のセリフの演じ分けをよくやるんですけど、上手な人はいろんなパターンが出てくるし、一つのセリフで状況や背景が見えるんです。

けど、私はいつも苦戦していて、よく「マインドがダメ」って怒られるんです。「『自分なんて』みたいな気持ちが一ミリでもあると演技が全部台無しになる」「オーラが出ないんだよ」って毎日言われています(笑)。

── それは難しいですね。

野宮さん:「私を見て」みたいな自己主張をする気持ちがオーラになったり、魅力に変わるみたいなんです。なので、私にはそういうのが足りてないらしくて、自分のなかで試行錯誤しているんですけど、「どうしよう?」って感じです(笑)。

── その「自己主張する力」も、ミスコンで身に着く自己プロデュース力とつながっているのかもしれないですね。

野宮さん:そうですね。けど、私はまだ答えを見つけられていないので、余計に苦戦中です(笑)。自分が憧れる姿と自分がなれる姿は違うというか。

── それはどういったイメージでしょうか?

野宮凜

野宮さん:例えば、私は顔の雰囲気や年齢的にもキレイ系ではないって分かりながらも、綺麗なお姉さんを見たら憧れてしまって、ちょっとそっちを目指したりとか。



「もっとたくさんの人に知ってもらいたい」

── 残りの活動期間はどのように頑張っていきたいですか?

野宮さん:結果も大事だと思うんですけど、やっぱり今後につなげられるミスコンにしたいと思っています。

ミスコン中はSNSやLIVE配信を通してたくさんの方に知ってもらえるチャンスだと思うので、今のうちにアピールして私のことをもっとたくさんの方に知ってもらいたいです。

──最後に、将来の夢や目標を教えてください。

野宮さん:自分の目標は、見てくれている人がその作品の世界観に入り込めるような女優になることです。そのために、演技レッスンはもちろん、まず映画やドラマのオーディションに受かる自分になるために、SNSを頑張ったり、活動の幅をどんどん広げながら努力したいなと思います。

野宮凜

取材・文・撮影:ワダハルキ



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