「とりあえずやってみるか」で浴びたミスコンの洗礼 苦戦しながらも勝ち取った笑顔の準グランプリ【保田絵里|ミス学習院2024】

今回は、ミス学習院コンテスト2024準グランプリの保田絵里さんにインタビューしました!

保田絵里(やすだえり)

保田絵里

ミス学習院コンテスト2024準グランプリ。文学部フランス語圏文化学科4年。



予想以上に苦戦した日々

ー まずは、学習院大学のミスコンに出てみていかがでしたか?

保田さん:思ってたよりも忙しかったですね(笑)。

私、出場するまでミスコンの内容をまったく知らなくて。ちょうど去年の今頃に声をかけてもらって、そこからエントリーまで2週間ぐらいだったので去年の活動を調べたりする時間もなくて。

だから例えば、SNSでも「毎日投稿はしなくてもいいでしょ」って思ってたんですけど、他のファイナリストみんなSNSを頑張っていたので、そこのギャップはめちゃくちゃありましたね。

ー 確かに、最近のミスコンではSNSの毎日投稿はもはや当たり前みたいな部分はありますよね。

保田さん:そうなんですよね。けど、私は本当に何も知らなかったので、余計にしんどかったです…(笑)。

特に、今年の学習院のミスコンはLIVE配信がなくて、その分SNSが重要だったので。

ー LIVE配信がなかったんですね。最近の大学ミスコンはどこも配信をやっていると思っていました。

保田さん:そうなんです。けど、配信がなくてもファンを増やさないと投票数も増えないので、配信の代わりにSNSのやりとりはめちゃくちゃ頑張りました。

ー SNS以外だとどんなことが大変でしたか?

保田さん:すっごく個人的な話なんですけど、撮影の服を用意するのが大変でした(笑)。今は一人暮らししてることもあって、服の数もある程度限られてるんですが、洗濯とかクリーニングもいつもより頻繁に行かないといけなかったので、大変でした。

ー 確かに、服も自分で用意しないとですもんね。

保田さん:それもミスコン出る前はまったく考えてなかったので、これもある意味、ミスコンのリアルだったなと思いました。

ー 逆に、ミスコン活動で楽しかったことや思い出に残っていることはなにかありますか?

保田さん:浅草での着物撮影とか江の島での海撮影とか、珍しいシチュエーションでの撮影は印象に残ってますね。

あとは、私を担当してくれたマネジャーが日常の撮影とか動画の編集とかも一緒にやってくれたりして。活動期間中ら本当に二人三脚で活動していたので、マネージャーと過ごした時間は素敵な思い出です。

ー そもそも、今回はどんなきっかけでミスコンに出ようと思われたんですか?

保田さん:私、大学に入ってから部活やサークルを一切やってなかったんです。2年生ぐらいまではそのことについて特に何も思わなかったんですけど、3年生になって就活とか将来のことぼんやり考えるようになったときに、「あれ、私の大学生活って、バイトと学部の勉強しかなくない?」って気づいて。

そんなことを考えていたタイミングで運営の方にお声がけいただいて、「ミスコンなんて大学生活でしかできないし、お金もかかるわけじゃないし、とりあえずやってみるか」ぐらいの気持ちで応募した感じですね。

ー ということは、わりと軽めの気持ちで応募したら思いの外キツかったと?

保田さん:です(笑)。想像していた以上に全部が大変でした。けど、自分でやると決めたことではあるので、「グランプリになる」っていう強い気持ちで、最後まで頑張りました。

ー 結果としては準グランプリでしたが、結果を聞いた時の気持ちはいかがでしたか?

保田さん:本当はグランプリを獲りたかったんですが、心の底から本気で頑張った活動だったし、ファイナルイベントは家族も見に来てくれたので、悔いはなく笑顔で終れたと思います。



高校時代はボランティアに参加

ー 大学では部活やサークルをやられていないとのことですが、中学・高校のときはいかがでしょうか?

保田さん:昔から、バレエやピアノ、書道とかいろいろやらせてもらってたんですけど、高校時代にはボランティア委員会の活動をがっつりやってましたね。

ー 高校生でボランティアってけっこう珍しいですね。具体的には、どんな活動をされてたんですか?

保田さん:募金活動もやりましたし、地域の清掃活動とか、障がい者施設にお手伝いに行ったりもしてました。あとは、赤十字の献血とかもやってました。

ー けっこう本格的ですね。

保田さん:そうですね。学校がキリスト教系の学校だったので、ボランティアにはけっこう力を入れてたんだと思います。

ー 保田さんはなぜボランティア委員会に入ろうと思われたんですか?

保田さん:私の学校は、1・2年生は何かしらの委員会に必ず入らないといけなかったので、「どうせやるなら、何か意味のある活動ができるところに入りたいな」と思って。

あとは、目に見えて成果が出ることが昔から好きだったので、活動を通して誰かに感謝されることがすごくやりがいに感じられたのもありますね。



卒業後の進路は…

ー 今は4年生だと思いますが、将来はインフルエンサーや芸能の道は考えられているんでしょうか?

保田さん:卒業するまではちょこちょこインフルエンサーっぽいことはできればと思ってるんですが、今は絶賛就活中です。

ミスコン活動中は就活全然できてなかったので、だいぶ不安ではあるんですが…。

ー 就活とミスコンの両立は難しいですもんね。

保田さん:けど、なんとしてでも受かりたいので必死で頑張ってます(笑)。

就活が終わったら、またゆっくりSNSも更新していきたいですね。

保田絵里

取材・文・撮影:ワダハルキ



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