今回は、ミス青山コンテスト2024エントリーNo.2の園村留加さんにインタビューしました!
園村留加(そのむらるか)
努力とメンタルで逆転合格
高校生の頃から青山ミスコンに憧れを持っていたという園村さん。当時は自分がその舞台に立つことはまったく考えていなかったそうだが、「キラキラしてる人達と一緒に過ごしたい」という思いで、大学受験の第一志望は青学に決めた。
しかし、青学を第一志望に決めた高校2年時点の園村さんの学力では、合格はかなり遠い道のりだったという。
「中学までは3年間学級委員やるぐらい真面目で勉強も頑張ってたんですけど、高校に入って最初のテストでいい順位が取れなくて。それがショックで『あ、もう勉強やめよ』って思って、勉強はサボってたんですよ…」
高校1年はバイトと部活に明け暮れていたため、勉強はまったくの手付かず。しかし、青学合格を目標に決めてからは「本気で頑張ろう」と決意し、予備校にも通って本格的に受験勉強を始めた。
高校2年の冬休みからは毎日10時間以上勉強するのが当たり前となり、学力も徐々に伸びていった。とはいえ、目標とする青学合格まではまだまだ距離があり、模試の判定も芳しくはなかった。
「直前の模試でも、E判定とかでしたね(笑)」
模試の結果が悪い場合、気持ちが沈んだり、場合によっては志望校を変えることも視野に入ってくるだろう。しかし、園村さんはいい意味でふっ切れていた。
「頭がいい人でも落ちるときは落ちるので、『じゃあ、私がそこまで考えすぎても仕方ないじゃん』って思ってました。根拠は全然ないんですけど、『とりあえず全力出せば結果はついてくる』『私なら大丈夫』って」
そんな挑戦者マインドで挑んだ入試で、園村さんは見事、第一志望の青学に逆転合格を果たしたのだ。
憧れのミスコンへ“再挑戦”
憧れの青学でのキャンパスライフをスタートさせた園村さんは、バイトやサークル、サロンモデルなど、高校生の頃に思い描いていたキラキラした大学生活を送るようになった。
そして大学3年次には、高校生の頃からの憧れだった青山ミスコンにエントリー。これで園村さんの大学生活は完璧になるはずだったが、このときの選考ではファイナリストになることができず、青山ミスコンへの出場を逃すこととなった。
充実していた大学生活に現実を突きつけられた園村さんだったが、大学受験と同じく、一度立てた目標は絶対に諦めなかった。持ち前の挑戦者マインドを活かし、大学4年となった今年の青山ミスコンに再挑戦。厳しい選考を勝ち抜いて、見事ファイナリストに選ばれた。
「一回落ちてるから、今年ミスコンに出られているありがたみはより一層感じますね」
「悩むぐらいなら『しょうがない』って切り替えます」
ミスコン活動が始まってからの園村さんは日々のSNSの更新やLIVE配信、撮影など、他のファイナリスト同様、多忙な日々を過ごしている。
特に、SNSとLIVE配信はミスコンファイナリスト共通の悩みの一つでもある。数字が思ったよりも伸びないと落ち込むこともあるだろう。
しかし、園村さんはそれらの数字をまったく気にも留めていないという。
「配信が大変だったとか、フォロワー数が伸びなかったとか、もうすでに結果が出ていることに対する悩みじゃないですか。既に出た結果に悩むことって私は傲慢だと思っているので、悩むぐらいなら『しょうがない』って切り替えて次にやれること考えるようにしてます」
憧れのミスコン出場を果たしても、園村さんは気負わず自然体で活動を楽しむことを忘れていない。
「今大変なことも、後で振り返ってみれば『思い出だったなぁ』って思えるので」
そんな園村さんは、大学卒業後は一般企業への就職が決まっている。しかし、就職後もSNSでの活動は続けるつもりだという。
「新田さちかさんが大好きで、一人の女性として可愛いいだけじゃなくて『これからのさちかさんの人生も追いかけたい!』って思うぐらい、生き方とか考え方も好きなんです。なので、私もSNSを通して見てくれている人たちにもそう思ってもらえるように、発信活動は続けていきたいです」
受験もミスコンも、自分で決めた目標は必ず叶えてきた園村さん。次はどんな目標を見つけるのだろうか。
取材・文:ワダハルキ
撮影:けんを