今回は、ミスキャンパス同志社2025ファイナリストの舟木芽衣さんにインタビューしました!
舟木 芽衣(ふなき めい)

ミスキャンパス同志社2025エントリーNo.5。法学部法律学科3年。
不安が大きかったミスコン活動
── 今回なぜミスコンに出てみようと思われたのでしょうか?
舟木さん:昔から好奇心旺盛で、やりたいと思ったことはチャレンジしてきた方だと思います。最近だと、去年ドイツに半年間ぐらい留学していたんですけど、それも私が「やりたい」と思って挑戦したことでした。
ミスコンも前から存在は知っていて憧れていましたし、学生生活をもっと充実させたいという想いもあったので、応募しました。
── 実際にミスコン活動を始めてみていかがでしょうか?
舟木さん:今は楽しめているんですけど、最初は不安も大きかったです。これまで表に立ったことがまったくなかったので、ネットで検索したら自分の名前が出てきたり、炎上への不安だったり、慣れないことは多かったですね。
── ミスコン活動で楽しかったことは何かありますか?
舟木さん:一番楽しいのは撮影です。元々写真を撮ってもらうことは好きだったんですけど、ミスコンが始まってから本格的なカメラで撮ってもらうことが増えて、表情の作り方もわかるようになってすごく楽しいです。
── 逆に大変だったことはありますか?

舟木さん:数字を気にしてしまうことですね。SNSのフォロワー数やいいね数は可視化できてしまうので、どうしても他のファイナリストと比較してしまっていました。今はそこまで気にしなくなったんですけど、最初は辛かったですね。
再受験で同志社大学に入学も
── ミスコンに出る前と出た後で感じたギャップは何かありましたか?
舟木さん:出る前は、ミスコンはすごくキラキラしている印象しかありませんでした。でも、実際はキラキラしている部分以上に過酷なことも多いんだなって思いました。
例えば、撮影やイベントが入れば一気にスケジュールが埋まりますし、SNSの投稿やコメント返しも丁寧にしたいタイプなので、自分に使える時間は正直かなり減りました。でも、その忙しさのおかげで、自分がどれだけ多くの人に支えられているかも実感しています。
── ミスコンに出る前に不安はありましたか?
舟木さん:「応援してくれる人がいなかったらどうしよう」とは思っていました。私は本当に自分に自信がなくて、自己肯定感も低いんです。なので、「自分はちゃんとミスコン活動ができるのか」みたいな不安はすごくありました。
── なぜそこまで自己肯定感が低いのでしょうか?
舟木さん:理由は分からないんですけど、高校生ぐらいから低くなった気はします。勉強とかで比べられることも多くて、「自分はダメなんだ」って思わされる場面が多かったからかもしれません。
── 勉強面での劣等感は、同志社大学に入っても解消されなかったのでしょうか?

舟木さん:実は私はちょっと特殊で。現役で同志社大学のグローバル・コミュニケーション学部に入ったんですけど、「これは自分のやりたいことじゃないな」って思って、再受験したんですよ。転学部する選択肢もあったんですけど、転学部するにはGPAが必要だったので、手っ取り早く違うことを学びたいと思って再受験しました。
でも、再受験時に「せっかくなら国立も受けてみよう」って思って、別の大学を受けたんですけど落ちちゃって。そういう経緯もあって自己肯定感は低かったです。
「法律の力で弱い立場の人を救いたい」
── 再受験で法学部に入り直したのは、法律の勉強をしたい気持ちが強かったということでしょうか?
舟木さん:はい。将来は弁護士や企業の法務部などの法曹系の仕事に就きたいので、そのために法学部に入りました。
── ということは大学卒業後はロースクールに通う予定なのでしょうか?
舟木さん:そうですね。今はロースクール通う予定で、来年の院試に備えて勉強もしています。
── 法曹系の仕事を目指すようになったきっかけは何かあったのでしょうか?

舟木さん:昔から正義感が強くて、法律が好きだったんです。その分、周りと対立することは多かったんですけど(笑)。
あとは、ニュースで悲惨な事件を見るたびに心にくるものがありました。特に冤罪事件に関心があって、「社会的に弱い立場の人を救って、いい社会を作りたい」っていう思うようになって、その目標を叶えるために弁護士を志望するようになりました。
勉強もミスコンも諦めない
── 残りの活動期間はどのように頑張っていきたいですか?
舟木さん:ミスコン活動は最後まで頑張るんですが、同時に勉強も頑張りたいので、自分のペースでミスコンと勉強を両立しながら活動したいです。
── 最後に、改めて将来の夢や目標があれば教えてください。
舟木さん:このまま勉強を続けて弁護士や法律家になれたら、このミスコンで培った発信力や影響力も活かしながら活動したいです。冤罪事件などの社会問題に対しても、影響力のある発信ができるような人間になりたいですね。

取材・文・撮影:ワダハルキ
