ミスコンは3年越しのリベンジ「泥臭く下積みを重ねて、夢を叶えます!」【八幡羽生|ミスキャンパス同志社2025】

今回は、ミスキャンパス同志社2025ファイナリストの八幡羽生さんにインタビューしました!

八幡 羽生(やはた うい)

八幡羽生

ミスキャンパス同志社2025エントリーNo.2。経済学部経済学科4年。



ミスコンは1回生のリベンジ

── 今回なぜミスコンに出てみようと思われたのでしょうか?

八幡さん:一番は将来につなげたかったからです。私は大学4回生なんですけど、これまではひたすら真面目に授業を受けて、サークルに行ってみたいな生活だったんです。なので、大学生活を振り返ったときに「ああ、私の大学生活何もないかも」って思っちゃって。10年後、20年後に振り返ったときに、「よかったな」って思えるような経験が欲しいと思って応募しました。

あと、実は1回生のときにもミス同志社に応募していたんですけど、そのときは選考を通らなかったので、そのリベンジをしたかったのもあります。

── 1度落ちていたんですね。今回ファイナリストに選ばれたときはどうでしたか?

八幡さん:すごく嬉しかったです。1回落ちている分、嬉しさもひとしおでした。

── 実際にミスコン活動を始めてみていかがでしょうか?

八幡さん:楽しくやれています。特に、地元の方をはじめ、応援してくれる方が本当に多いということは一番実感しています。

── 地元の方が応援してくださっているんですね。

八幡羽生

八幡さん:はい。私は和歌山出身でずっと陸上をしていて、市の教育委員会にお世話になることも多かったんです。なので、少しでも私のことを知っているような人たちも応援してくださっているみたいで、本当に感謝しています。

── 陸上をやられていたんですね。

八幡さん:はい。姉の影響で小学1年生から始めて、1500メートルや3000メートルを走っていました。高校時代には全国大会にも出ました。

── 陸上をやっていて一番嬉しかった瞬間はありますか?

八幡さん:駅伝で全国大会が決まった瞬間ですね。高2と高3で出場したんですけど、高3のときに私がアンカーを務めさせてもらって、優勝のゴールテープを切れたときが一番嬉しかったです。



見えなかったミスコンの“リアル”

── ミスコンに出る前と出た後で感じたギャップは何かありましたか?

八幡さん:「外から見ているだけじゃ伝わらないことが多すぎる」って思いました。ミスコンって華やかに見えると思うんですけど、いざやってみると、泥臭く頑張らないといけないことも多くて、ずっとキラキラしてるわけじゃないんだなって。なので、過去のファイナリストの先輩方はすごいなと思いました。

── 心が折れそうになったことはなかったのでしょうか?

八幡さん:1回ありました。SNSやLIVE配信で出る数字のことで悩んでいました。陸上もずっと数字の世界だったので、どうしても意識しちゃって。

でも、親にすごく話を聞いてもらって、「自分のためにミスコンに出たんだから、最後まで頑張らなきゃ」って思えるようになって、今は前向きに活動できています。

── ミスコンに出てからご自身のなかで変わったことは何かありますか?

八幡羽生

八幡さん:めちゃくちゃアクティブになりました。今までは休日に家を出ることはほとんどなくて、一人で一日中家にいる時間がないとダメだったのに、今は毎日家を出ていても全然平気になりました。むしろ、「人と会っているほうが考え込む時間がなくなるからいいな」って思うようになりましたね。

── けっこう性格が変わったんですね。

八幡さん:変わりましたね。人がいる場所に行くようになって、いろいろな人とのご縁も広がるようになりました。例えば、アルバイト先の先輩にご飯に誘っていただいたら絶対行くようにして、そこで将来の話をしたりして、自分の視野も広がりました。



ファッションブランドの立ち上げが夢

── 今は何のサークルに入っているのでしょうか?

八幡さん:服飾の学生団体に入っています。元々お洋服が好きで詳しくなりたかったのと、見るだけじゃなくて作る側にもなってみたいなと思って入りました。

── どんな服を作っているんでしょうか?

八幡羽生

八幡さん:ファッションショーとかで着るような衣装ですね。年に4回ぐらいファッションショーがあるので、それに向けて毎回テーマを定めて衣装を作っています。

── すごく面白そうですね。では、将来は服飾関係の道に進まれるのでしょうか?

八幡さん:はい。アパレル会社に入る予定で、将来的にはブランドの立ち上げに携わりたいと思っています。今もアパレルショップでアルバイトしているので、その経験も活かして「こんな服あったらいいな」って私が思う服やブランドを作れたらいいですね。



「自分がやりたいことを前面に出したい」

──残りの活動期間はどのように頑張っていきたいですか?

八幡さん:私はグランプリにすごくこだわっているわけではありません。でも、やるからには何かしら賞を獲りたいですし、ファンの方で「絶対グランプリだよ!」って言ってくださる方もいるので、最後まで諦めずに頑張りたいです。

とはいえ、一般ウケを狙うような発信ではなくて、私の好きなファッションの発信を中心に、自分がやりたいことを前面に出していきたいなと思っています。

── 最後に改めて、将来の夢や目標を教えてください。

八幡さん:4月から入社する会社で、陸上と同じく泥臭く下積みを重ねて、なるべく早くブランド立ち上げに関われるようになりたいです。下積みには慣れているので、諦めずに頑張ります(笑)。

八幡羽生

取材・文・撮影:ワダハルキ



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