松波大輔

「自分の限界を超えるため」ミスターコンに出場 活動を通して気づいた“未知の世界”とは【松波大輔|ミスター青山コンテスト2024】

今回は、ミスター青山コンテスト2024エントリーNo.5の松波大輔さんにインタビューしました!

松波大輔(まつなみだいすけ)

松波大輔

ミスター青山コンテスト2024エントリーNo.5。国際政治経済学部国際政治学科3年。

自分の限界を超えるために

幼少期から約15年ほど水泳を続けていた松波さん。中学時代には全国大会に出場するほど懸命に取り組んでいた。しかし、大学進学を期に「何か新しいことを始めたい」と考え、大学ではダンスサークルに入った。

「K-POP好きで、前々から『踊ってみたいな』って思ってたんです。ガッツリ新しいスポーツを始めるよりは、ダンスなら気軽に始めやすいかなっていうのもありましたね」

思い切って始めたダンスに松波さんはドハマリし、1年生、2年生とサークル中心の生活を送っていた。

松波大輔

しかし、3年生になって就活が視野に入ってくると、“自分に足りないもの”に目がいくようになった。

「水泳をやってたときは時折自分の限界を超えている感覚があったんですけど、大学に入ってからは自分の限界を超えられてないなって。あとは元々けっこう人見知りで、それも克服したいと思っていました」

とはいえ、自分の限界を超えることは簡単ではない。加えて、何をすれば自分の限界を超えられるのかもわからない。悩んでいた松波さんが見つけたのがミスターコンだった。

ミスターコンの活動って人前にたくさん出るし、いろんな人と関わる機会も増えるので『自分の限界を超えられるかも』って思ったんです

「ミスターコンが夢を見させてくれた」

自分の限界を超えるためにミスターコンに応募した松波さんは、晴れてファイナリストに選ばれた。「最初はめちゃくちゃ緊張していた」という人前に立つ活動も今では徐々に慣れてきていて、自分自身の成長を実感できているという。

また、ミスターコンの活動を通して、自分自身の考え方も少しずつ変化してきた。

松波大輔

「ミスターコンを始める前までは、大学行って、企業に就職して働く、レールに沿った人生を歩くのが当たり前だと思ってました。けど、活動を通してカメラマンさんとかメイクさん、雑誌の編集者さんとか、いろんな方々にお会いして自分が知らなかった世界をたくさん見せてもらって、『あ、こんな生き方もあるんだ』って刺激になったんです

元々洋服が好きなこともあり、活動中に体験したモデル業も将来の選択肢の一つ。ちなみに、松波さんは雑誌『メンズノンノ』の大ファンで、モデルの着ている服だけではなくライフスタイルなども参考にしているそう。

「『メンズノンノ』に掲載されている服も好きでなんですけど、それ以上に出演されているモデルさんたちが好きなんです。誰か一人が好きというよりは、“メンノンモデル”が醸し出す世界観が好きで。生活全部がオシャレなんですよね

ミスターコン活動を通してさまざまな選択肢が見えてきたことは喜ばしいことであるが、一方で将来のビジョンが不鮮明になったという見方もできる。自分の選択した道が原因で、将来に不安を感じたり悩んだりすることもあるかもしれない。

しかし、それは松波さんにとって嬉しい悩みなのかもしれない。

「将来を現実的に考えることはもちろん大事だと思うんですけど、ミスターコンに出たことで夢を見させてもらいましたね。SNSとか配信とか大変なことも多いですけど、『ミスターコンには出てよかったな』って心の底から思います

松波大輔

取材・文:ワダハルキ

撮影:けんを

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