人にはぞれぞれの人生があり、実に多様なバックグラウンドが存在する。中には「昔、いじめを受けていた」「小さいころから病気で苦しんでいる」といった方もいるだろう。
しかし、その両方、「幼いころから病気に苦しみ、かつイジメを受けていた人」は、稀有な存在であろう。
ましてや、それが大学のミスコン候補者であれば尚更である。
2022年の筑波大学ミスコンテストに参加している新岡杏菜(にいおかあんな)さんは、過去のいじめや自身の難病を告白しながら、ミスコン候補者として活動を続けている。
なぜ、彼女はミスコンに参加するのか? その想いを聞いた。
新岡杏菜(にいおかあんな)

写真提供:筑波大学学園祭実行委員会
2022年度筑波大学ミスコンテスト(つくばコレクション2022)エントリーNo.1。人文・文化学群比較文化学類1年。国指定の難病「骨形成不全症」にかかり、幼少時よりイジメを受ける。高校時代からは文筆活動を始め、今年8月には自身初の書籍執筆も経験した。