今回は、ミスキャンパス関西学院大学2025ファイナリストの長谷部雛乃さんにインタビューしました!
長谷部 雛乃(はせべ ひなの)

ミスキャンパス関西学院2025エントリーNo.5。社会学部社会学科2年。
高校でダンス日本一を経験
── 今回なぜミスコンに出てみようと思われたんですか?
長谷部さん:私は高校でダンス部に入っていたんですけど、そのダンス部から関学のミスコンに出られている方が何人かいらっしゃったので、関学のミスコン自体は高校生の頃から知っていました。
そんななか、高校3年生でダンス部も引退して、自分という人間からダンスがなくなることを考えたときに、自分のアイデンティティがなくなるというか、「何もない大学生になるな」って思って。それなら、とりあえず先輩も何人か出ていたミスコンに挑戦してみようかなと、思い始めたんです。
3回生は就活を頑張りたかったので「やるなら1・2回生かな」と思っていました。けど、ミスコンにエントリーする1回生の4月は友達もほとんどいない状態で、自分自身もまだまだ垢抜けていませんでした。
だったら1回生は大学生活を楽しみながら準備をして、2回生になってエントリーしようと思って、今年エントリーしました。
── ダンスはかなり本格的にやられていたんですか?
長谷部さん:高校時代に日本一になりました。私の代では全国優勝を2回、全国準優勝が1回でした。あとは、大会以外にも、オリンピックで踊らせていただいたりとか、ASEAN首脳会議で踊ったりとか、本当にすごい経験をさせていただきました。
── めちゃくちゃすごいですね(笑)。そもそもダンスはどういったきっかけで始めたのでしょうか?
長谷部さん:ダンスは中学生で始めたんですけど、最初は水球部かバレーボール部に入ろうと思っていたんですよ。けど、体育の授業で跳び箱をやったときに、本当は跳べないのに無理して馬跳びをやって、左腕を骨折しちゃって(笑)。
── めちゃくちゃ大けがしてるじゃないですか(笑)。
長谷部さん:はい。なので、水球もバレーボールも無理だと思って、他の部活を探していたときにダンス部の存在を知ってビビッときて。最終的にダンス部に入りました。
大学ではフィギュアスケートに転向
── 実際にミスコン活動をしてみていかがですか?

長谷部さん:自分が思ってた以上に楽しかったです。LIVE配信とSNSが大変っていうのは知ってましたし、スケジュールもパンパンなんですけど、「今日はどんなことがあるのかな」みたいな楽しみはミスコンに出て圧倒的に増えました。
── ミスコン活動で印象に残っていることはなにかありますか?
長谷部さん:東京で開催された他大学との合同ファッションショーに出たことですね。そのときの衣装がモノクロとカラフルの2パターンあったんですけど、とにかく可愛くて。実際にランウェイを歩いたら、みんなが振り返るぐらい素敵な衣装でした。
あとは、他大学のミスコンファイナリストとたくさん交流できたのも楽しかったです。
── 今はミスコン活動を頑張られていると思うんですが、大学では何かサークルや部活に入っているのでしょうか?
長谷部さん:大学ではフィギュアスケート部に入っています。
── 大学でも部活、しかもダンスではなくフィギュアスケートを選んだんですね。
長谷部さん:普通の大学生ならサークルを選ぶ人が多いと思うんですけど、私は中高6年を部活に捧げてきたので、サークルに入っている自分が想像できなくて。やっぱり大学でもずっと何かを頑張っていたい気持ちがあったのと、大学では新しいことに挑戦してみたかったので、スケートを選びました。
── フィギュアスケート部での活動はいかがですか?

長谷部さん:高校までのダンスとのギャップがすごいですね。ダンスでは日本一や世界を目指して練習していたのに、フィギュアスケートでは小さい大会ですら勝てない状態の自分が信じられなくて。
初心者なので仕方ないかもしれないんですが、勝てない自分に対するもどかしさは常に感じています。
「自分のことを好きになりたい」
── 残りの活動期間はどのように頑張りたいですか?
長谷部さん:ミスコン活動を通してあらゆる面で成長したいと思っています。なので、活動が終わったあとに「変わったね」って言ってもらえるように頑張りたいですし、それこそグランプリも目指したいです。
── 具体的にはどのように成長したいと考えていますか?
長谷部さん:自分のことを好きになりたいです。私は自己肯定感がめちゃくちゃ低くて、自分の容姿が好きでミスコンに出ているような人間ではないんです。
けど、このミスコン活動中に努力して、少しでも自分のことを好きになれたらいいなって思います。
── 最後に将来の夢や目標があれば教えてください。
長谷部さん:私は将来アナウンサーになりたくて、今はアナウンススクールにも通っています。小学4年生の頃から周りにも言い続けてきたぐらい熱量を持っているので、まずはアナウンサー就活を頑張りたいです。
けど、フィギュアスケートもミスコンも全力で取り組んでいるので、全部を中途半端にせずにやり切って、最終的にはアナウンサーになれたらとても嬉しいです。

取材・文・撮影:ワダハルキ

