趣味はメンズメイク、特技はサックス「ミスターコンに出てる実感はあんまりないです(笑)」【長田凜士|ミスターキャンパス関西学院2025】

今回は、ミスターキャンパス関西学院大学2025ファイナリストの長田凜士さんにインタビューしました!

長田 凜士(おさだ りひと)

ミスターキャンパス関西学院2025エントリーNo.2。建築学部建築学科3年。



メンズメイクきっかけでミスターコンへ

── 今回なぜミスターコンに出てみようと思われたんですか?

長田さん実は入学時から「いつか出てやろう」と思っていたんです。でも、僕は理系の建築学部なので勉強と課題でめちゃくちゃ忙しくて、なかなか出られませんでした。けど、今年は3回生でほぼラストチャンスだと思ったので、思い切って応募しました。

もう一つの理由は、TikTokでメンズメイクの発信をしていたんですが、男性視聴者がなかなか増えなくて伸び悩んでいたんです。それで、まずはメイクとかコスメに関心のある女性のフォロワーを獲得してから男性にもアプローチしようと考えて、ミスターコンに出場することにしました。

── メンズメイクはいつから始めたんでしょうか?

長田さん初めたのは高校3年生の冬休みで、最初はBBクリームとか本当に初歩的なものだけでした。でも、大学2回生で初めてDIORのファンデーションと下地を買って使ったら、「肌綺麗になった?」って言われて。そのときに「キタ!」って思いましたね(笑)。

それまではずっとプチプラを使っていたんですが、そこからはもう全部デパコスです。

── メイクは独学で学んだんですか?

長田凜士

長田さんそうですね。当時は男性でメイク発信している人が少なかったので、韓国アイドルの写真を拡大して顔の各パーツを研究したり、真似したりしていました。あとは、デパコスを買いに行ったときに美容部員の方にメイクを教えてもらえたのも大きかったですね。

── 実際に憧れのミスターコン活動をしてみていかがですか?

長田さんまだあまり実感はないですね。ただ、昨日大学の学食で何を食べるか注目されたときは、やっと少し実感が湧いてきました(笑)。

あとは、活動のスケジュールがかなりタイトなんで大変なんですけど、ファイナリストみんなで集まって喋ったりしていると元気をもらえるので、楽しくやれています。



父の誘導でサッカーを捨ててサックスに

── 大学では何かサークルや部活には入っていますか?

長田凜士

長田さん何も入ってないです。僕のキャンパスが三田にあって、サークルがメインで活動しているのが本キャンパスなので、「ちょっとキツイかな」って思って入りませんでした。

── 中学・高校では何か部活はしていましたか?

長田さん中学・高校と吹奏楽部でサックスを吹いていました。

実は小学校まではずっとサッカーをやっていて、中学でもサッカー部に入ろうと思っていたんです。でも父が「将来サッカーやっててもモテへん。サックス吹けた方がいい」って言われたんですよ(笑)。

── 失礼ながら普通は逆では?(笑)

長田さんですよね(笑)。後から聞いたら、自分がサックスを吹けるようになりたかったから息子を誘導しただけだったんですけど、当時の僕は父の言うことを素直に聞いてきたので説得力があって。まあ結局、入ってからどハマりしたんで結果オーライです(笑)。

── ドハマりしたということは、部活は楽しめたということですか?

長田さんそうですね。ただ、高校時代は同学年の吹奏楽部員が誰もいなかったのは寂しかったですね(笑)。先輩は数人いたんですが、僕が2年生になったときには僕が強制的に部長になるみたいな状態で。でも、顧問の先生からは「新しく入ってくる1年生に部長を託そうかな…」って悩まれたりもして。

── 散々ですね(笑)。

長田凜士

長田さんですよね。4月だったので新入生が入ってくるかもわからなかったのにそこまで言われてて(笑)。

結局、新入生歓迎会で僕がサックスを吹いたら3〜4人入ってくれて、なんとか部活は続けられました。でも、僕が卒業した次の年にみんな辞めちゃったので、なんか複雑でしたね(笑)。



「自分のコスメブランドを立ち上げたい」

── 残りの活動期間はどのように頑張りたいですか?

長田さんグランプリももちろん目指していますが、その先につながような活動をしたいんです。TikTokでコスメの発信を続けて、「コスメの人」っていうイメージを作っていきたいです。

── 最後に、将来の夢や目標があれば教えてください。

長田さん最終的には自分のコスメブランドを立ち上げたいんですが、まずは就活を頑張って化粧品メーカーに入って、そこで経験を積みたいです。化粧品メーカーは国内外含めていろんなところを見て、ご縁をいただいたところで頑張ります。

将来的には「僕から買いたい」と思ってもらえるような発信をTikTokをはじめ、SNSで頑張っていきたいですね。

長田凜士

取材・文・撮影:ワダハルキ



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