夢はミスコングランプリ&弁護士「正しい知識を発信して、たくさんの人を救いたい」【足立美月|ミスキャンパス関大2025】

今回は、ミスキャンパス関大2025ファイナリストの足立美月さんにインタビューしました!

足立 美月(あだち みつき)

足立美月

ミスキャンパス関大2025エントリーNo.4。学部3年。

「人に影響を与えることが生きがい」

── 今回、なぜミスコンに出てみようと思われたのでしょうか?

足立さん:去年のファイナリストの神野さんが知り合いなので、去年のミスコンはずっと見ていたのがきっかけです。

元々私はかわいい子とかアイドルが好きで、もう諦めたんですけどアイドルになりたいと思った時期もありました。なので、アイドルではないんですけど、ミスコンに出れば表舞台に出られると思って、ダメ元で応募してみたら受かっちゃったって感じです(笑)。

── 表舞台に出ることに憧れを持つようになったのは何かきっかけがあったのでしょうか?

足立さん:昔からずっと人を笑顔にすることが好きだったんです。なので、ピアノとかチアをやったり、ユニバで働いていた時期もあったんですけど、人に何か影響を与えることが自分の生きがいなんだと思います。

── 実際に活動を始めて2ヶ月が経ちましたが、いかがですか?

足立さん:ミスコンは「かわいい子がキラキラしてる」ってイメージしかなかったんですけど、やっぱり理想とのギャップはありました。

── 理想とのギャップとは?

足立さん:例えば、活動内容にがっつりLIVE配信があるって知らなかったんです。LIVE配信をやるのは知っていたんですけど、ここまで大変だとは知らなくて。順位が可視化されますし、その順位もグランプリに影響するので、最初はかなり大変でした。

けど、そのギャップが苦しいとは思っていなくて。めっちゃ頑張った分、成果が出たときは嬉しいですし、自信にもなりますね。

── ミスコン活動で楽しかったことは何かありますか?

足立さん:それこそLIVE配信ですね。配信のイベントが全部で4回あって、1回目は学内で最下位だったんですよ。けど、それが悔しくて必死に努力して、2回目は1位になれたんです。嬉しかったですし、まさか1位になれるとは思わなかったので、頑張った成果が結果に表れたのは本当に嬉しかったです。

メンタルの弱さを克服

── ミスコンに出る前に不安だったことはありますか?

足立さん:アンチコメントはめっちゃくちゃ不安でした。でも思ったよりも来なくて、たまに来てもそんなにメンタルに堪えなかったので、自分でもびっくりしました(笑)。自分はめっちゃメンタル弱いと思っていたので。

── なぜメンタルが弱いと思っていたのでしょうか?

足立さん:自己評価がめっちゃ低いのと、感情移入しやすくてすぐ泣いちゃうんです。ミスコンの面接でも過去の辛かった話を聞かれたときに、その話をしながら泣いちゃうぐらいで。そのときのことは自分ではもう気にしていないんですけど、勝手に涙が出てくるので、心の底ではメンタルが弱いんだろうなと思っていました。

── どういった辛い経験をされたのでしょうか?

足立さん:小学生のときにいじめられていました。仲が良いと思っていたグループがあったんですけど、そのうちの1人が「このなかで好きな人誘そう」って言って、私以外の子をみんな誘うみたいな。

今だったらそんな子と関わらなければいいと思えるんですけど、当時は強く言い返したりできなかったんです。

あとは、小学生のときに『アイカツ』っていうアニメが好きだったんですけど、それを言うと「ぶりっ子だ!」って言われることが多かったんです。「好きなことを好きって言えない環境で辛いな」って。

けど、当時たまたま見たSNSで、見るからにぶりっ子みたいなツインテールのアイドルの子がみんなから「かわいい」って言われているのを見て、「SNSだったら受け入れてもらえるんだ」「私は別に間違ってないんだ」って思えるようになったんです。

なので、今私がミスコンに出て発信をしているのも、「あなたは間違っていないんだよ」っていうことを伝えていきたいからでもあるんです。

司法試験とミスコンを両立

── 今は3回生だと思うんですが、ミスコン後はどういった道に進む予定なのでしょうか?

足立さん:私は将来弁護士になりたくて、今も司法試験の勉強をしています。なので、大学を卒業したら大学院に行って司法試験を受ける予定です。

── では今はミスコンと勉強を両立されているということですか?

足立さん:そうですね。ただ、このミスコン期間中は9:1ぐらいでミスコンに振り切っています。自分が出たくてミスコンに出たし、ミスコン活動は11月までなので、今はミスコンに集中しています。

── 弁護士を目指したきっかけも教えてください。

足立さん:私、1回生のときはずっと遊んでて、勉強はほとんどやっていなかったんです。けど、一度自分の将来を考えるタイミングがあって、「勉強に時間を使えるのって学生のうちだけなのに、今勉強しないのはもったいなくない?」って思ったんです。

なので、「勉強を頑張りたい」と思って、「どうせやるならトップを目指そう」ということで、私のなかでトップのイメージがあった弁護士を目標に選びました。

あとは、アイドルとは違うんですけど、弁護士も人に大きな影響を与えられる仕事なので、もし弁護士になれたら私にとって天職になると思ったのも理由の一つですね。

「自分のやりたくないことはやらない」

── 残りの活動期間はどのように頑張りたいですか?

足立さん:投票数の中間発表では、私は1位でも2位でもなかったので、ここからまだまだ努力していきたいです。今までやってきたことだけをやっていても変わらないので、新しく投票数を増やす努力は何でもやります。

もし失敗しても「じゃあ、次はこれ」って切り替えられるのが私の強みだと思うので、みんながやっていないようなことをやったり、トライアンドエラーを繰り返して頑張りたいです。

けど、私がやりたくないことはやらないと決めています。「これやったらSNSも伸びるよな」って思うこともいくつかあるんですけど、それは私自身のストレスになるし、それでもし1位になれても心から嬉しいと思えないと思うので、そこは曲げずに頑張ります。

── 最後に、将来の夢や目標を教えてください。

足立さん:みんなが経験できないミスコンという貴重な機会をいただいているので、まずはグランプリを目指しています。

そこでもしグランプリを獲れたら、その肩書を使って発信活動を続けていきたいです。「ミスコングランプリ」と「弁護士」の肩書が揃えば注目してもらえると思うので、その正しい知識を発信して、たくさんの人を救いたいなって思っています。

足立美月

取材・文・撮影:ワダハルキ



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