テニスで全国優勝経験も「大学では続けなかった」ワケ ミスコンで掴んだ確かな成長【畭凛花|ミスキャンパス同志社2025】

今回は、ミスキャンパス同志社2025ファイナリストの畭凛花さんにインタビューしました!

畭 凛花(はり りんか)

畭凛花

ミスキャンパス同志社2025エントリーNo.1。商学部商学科2年。



全国優勝経験ありのテニスガール

── 今回なぜミスコンに出てみようと思われたのでしょうか?

畭さん:私は幼少期から高校3年生までテニスをやっていたんですけど、高校卒業のタイミングで引退しました。そうなったときに、今まではずっと頑張っている状態だったので、喪失感がすごくあって。

そのタイミングで姉に「ミスコンに出てみたら?」って勧めてもらったんです。元々ミスコンは知っていて興味もあったので、「じゃあ、頑張ってみよう」と思って応募しました。

── テニスを本格的にやられていたんですね。

畭さん:全国大会は小学校から高校までずっと出ていて、中学生のときに優勝して、高校3年生では3位になりました。

── すごいですね。テニスはどのようなきっかけで始めたのでしょうか?

畭凛花

畭さん:家族がやっていたことがきっかけでした。最初に受けに行った体験レッスンでは私は嫌がっていたみたいなんですけど、家族がテニスをしている様子を見ていくうちに、「楽しそう」って思ってやり始めました。

テニスを始めてからは、小学校3年生ぐらいで年上の選手にも勝てるようになっていたので、「本気でやりたい」と思って、有名なコーチがいるクラブに移籍して本格的にやるようになりました。

── その後に全国大会で優勝されたとのことですが、そのときの気持ちは後はいかがでしたか?

畭さん:全国優勝したときは嬉しかったんですけど、その後から少し気持ち的には落ちていきました。というのも、全国優勝しちゃうと、その後は「全国優勝以外はレベル落ちた」みたいな評価を受けてしまうので。

実際に全国優勝した後に、一度全国出場を逃したことがあったんです。そのときは学校に行けないぐらいのメンタルになってしまって。あとは、そのタイミングでコロナが来て、テニスをできない期間が長かったので、またさらに気落ちしてしまいました。

── それでも高校でもテニスを続けたのはなぜなのでしょうか?

畭さん:高校では続けないつもりだったんですけど、最終的には「大学ではやらない代わりに、高3までは頑張ろう」って考えるようにしました。テニスを辞めても他に何もやることはなかったですし、ずっと頑張ってきたことでもあったので、なんとか高校生までは続けようと思って頑張りました。

逆に、高校で辞めることを決められたので、「高3で全国優勝してきっぱり辞めよう」って目標がテニスを続けるモチベーションになっていたかもしれません。



ミスコンで取り戻したストイックな自分

── 実際にミスコン活動を始めてみていかがでしょうか?

畭凛花

畭さん:撮影やイベントがたくさんあったり、SNSを3つ同時に動かしたりで、思っていたよりも大変でした。なんならXは使ったことすらなかったので難しいですね。

── ミスコン活動中に楽しかったことはありますか?

畭さん:他大学のファイナリストの方との交流は楽しかったです。私は昔から人見知りで、自分からしゃべりかけるのは苦手なんですけど、ミスコンに出てからたくさんの方と関わるようになって、人見知りも少しずつ改善されてきて、交流を楽しめるようになったと思います。

── ミスコンに出る前と出た後で感じたギャップは何かありましたか?

畭さん:ミスコンが大変なことは出る前からわかっていましたし、テニスよりは大変ではないかなって思いました。正直、テニスより大変なことが人生で起こるとは思っていないので(笑)。

ただ、思っていた以上にたくさんの方に応援していただけているのは予想外でした。

── ミスコン活動中に気持ちが落ちたりすることはないのでしょうか?

畭さん:あります。でも、ファイナリストのみんなと仲は良くて、同じ気持ちを共有できることはすごくありがたいです。テニスは本当に一人の戦いだったので、支え合いながら活動できるのはミスコンのいいところだと思います。

── ミスコンに出てからご自身のなかで変わったことは何かありますか?

畭凛花

畭さん:高校生までは毎日コツコツ努力することが多かったんですけど、テニスを辞めた後はそういう習慣がなくなって、少しだらしない部分も多かったと思います。でも、ミスコンに出たことで、自分磨きやSNSの発信をコツコツ頑張れているので、それは自分にとってはすごくよかったです。

── 小さい頃の自分と今の自分を比べたときに変わったことは何かありますか?

畭さん:小学生の頃のほうがストイックでした。目標から逆算して人生設計するタイプで、「大人になったときにこうなりたいから、今はこれをしよう」みたいな。

── 小学生の頃からですか?

畭さん:かわいくないですよね(笑)。あとは、性格は丸くなったと思います。

小学生のころはテニスを本気でやっていたのもあって気も強くて、かなり自己中心的だったと思います。でも、徐々に周りの様子を見られるようになりました。

あとは、昔は全然ご飯食べなくてガリガリだったんですけど、テニスを始めてからご飯食べるようになって、好き嫌いも少なくなりました。



「やるからには結果を出したい」

── 残りの活動期間はどのように頑張っていきたいですか?

畭さん:最初の頃は最後までやり切ることが目標だったんですけど、活動を通して応援してくださる方も増えて、徐々に「グランプリを獲りたい」っていう欲も出てきました。私自身もやるからには結果を出したいタイプなので、活動を頑張って、最終的にはグランプリを獲りたいですね。

── 最後に、将来の夢や目標があればお聞かせください。

畭さん:将来の夢は今は何も決めていないんですけど、ミスコンで人前で喋る機会をいただけたので、その経験を活かせることができたらいいなとは思います。

畭凛花

取材・文・撮影:ワダハルキ



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