今回は、ミスキャンパス同志社2024エントリーNo.5の中野安優さんにインタビューしました!
中野安優(なかのあゆ)
思い切って始めた撮影会モデル
ミスコン活動を始める前から撮影会モデルとして活動している中野さん。撮影会モデルをやっているだけあって撮影時の表情やポージングはとても堂々としており、クールでかっこいい雰囲気の写真がよく似合う。
一方、取材中は「私、喋り方ヤバくないですか…??(笑)」、「めっちゃ恥ずかしいです〜(笑)」と大阪人らしい親しみやすさが溢れ出ており、撮影時とは良い意味でギャップがあったのが印象的だった。
そんな中野さんが撮影会モデルを始めたのは1年ほど前で、最初に興味を持ったきっかけはSNSでのスカウトだったという。
「Instagramのアカウントに『撮影会モデルやってみませんか?』ってDMが来たんですよ。
『面白そう』とは思ったんですけど、そのときは『写真撮られるなんて恥ずかしい』、『自分のキャラには合わない』って気持ちがあったのでスルーしたんです」
しかしその後、撮影会モデルの活動をしていた先輩に「絶対にやってみるべき」と後押しされたことで、撮影会モデルへの興味が高まり、中野さんは撮影会に所属することを決めた。
「最初は、『やってみて向いてなさそうならやめればいいし、とりあえずやってみるか〜』ぐらいの感じでした。けど、やってみるとけっこう楽しくて(笑)。
表情やポージングが変わることで自分がどんなふうに写るのかを研究していくうちに、自分のことをもっと深く知るきっかけになりましたね」
モデル仲間から刺激を受ける日々
撮影会モデルの活動をスタートさせた中野さんは、活動を通してモデル仲間から日々さまざまな刺激を受けているという。
「InstagramとかTikTokとかSNSを頑張っている方が私の撮影会には多くて。私自身はそれまで『SNS頑張る』とか考えたこともなかったので、その環境はめちゃくちゃ刺激的でしたね」
ちなみにSNSに関しては、中野さんは撮影会モデルとしての活動開始後も、恥ずかしさやアンチコメントへの不安から自分の写真をSNSにアップすることを躊躇っていたそう。
しかし、他のモデルが本気でSNSを頑張ってる姿を見て、「恥ずかしさとかアンチコメントとか、気にしても仕方ないよな」と考え方が変わり、そこから自分の写真をSNSに載せるようになっていったという。
また、ミスコンに出場したのも「他のモデルさんの影響が大きかった」と中野さんは語る。
「同じ撮影会のモデルさんでミスコン活動頑張っている方も何人かいたんですけど、いろいろ話を聞いていくうちに興味が出てきて。今4回生で大学生活もラストだし、『人生で後悔残したくないし、今しかできへんことやってみたい!』って思って、応募しました」
「周りにいてくれる人を大切にしたい」
現在中野さんは、撮影会モデルも続けながらミスコン活動に取り組んでいる。また、撮影会モデルとは別に焼肉屋でアルバイトもしており、大学ではゼミの研究もこなすなど、4回生とは思えない忙しくハードな日々を過ごしているという。
「活動当初はかなりしんどかったんですけど、撮影会モデルと同じで慣れたらなんとかなりました(笑)。
ミスコンを通して、自分をアピールするために自分のことを本気で考える時間が増えたんですけど、今までこんなに充実した時間を過ごしてきたことがなかったので、ミスコンはめちゃくちゃ楽しめてますね」
とはいえ、ミスコン活動は楽しいことばかりではない。SNSやLIVE配信が思うように伸びなかったり、撮影が上手くできなかったりすれば、当然落ち込むこともあるだろう。また、周囲の人たちから笑われたり、厳しいアンチコメントが来たりすることもあるかもしれない。
「もちろん、ミスコン活動を始める前は不安な気持ちも大きかったです。私は“ザ・ミスコンファイナリスト”みたいな性格じゃないので、『性格を作ったほうがいいのかな』って思ったり、大学の友達にも応援してほしいけど、自分から『投票お願い!』って頼むのも押し付けてる感じがあって嫌だなって思ったり、いろいろ悩んで不安になってました。
けど、私が直接『投票お願い!』って頼まなくても、『〇日連続で投票したよ』って言ってくれたり、『応援してるよ』ってコメントしてくれたり、ありのままの私を応援してくれる友達やファンの方もたくさんいることに気付けたんです。
そこからは、『今の私の周りにいてくれる人を大切にしよう』って思えるようになって、自分らしく活動することだけを考えてますね」
そして、4回生の中野さんはミスコン活動終了後は大学を卒業する。卒業後はコンサルティング会社に就職し、コンサルタントとしてキャリアをスタートさせる予定だという。
「私自身も自分がコンサルタントになってるイメージがあんまりないんですけど(笑)、就職したらバリバリ働きたいと思ってます。あとは、私の投稿とか配信を見て『元気をもらえる』って言ってくださる方もたくさんいるので、就職してからも発信活動は絶対続けたいと思ってます!」
取材・文:ワダハルキ
撮影:けんを