今回は、ミスキャンパス関西学院2024エントリーNo.1の小栗花菜さんにインタビューしました!
小栗花菜(おぐりはな)
「やりたいことは全部やっちゃうタイプ」
小栗さんがミスコン出場を決めたのは、「大きな舞台でたくさんの人に元気を与えたい」という想いがあったからだという。
「いつも私に悩みを相談してくれる友達がいるんですけど、『花菜ちゃんに相談したら元気になれた』とか、『花菜ちゃんと話してたら笑顔になれる』って言ってもらったことがあって、それがすごく嬉しかったんです。そのときから、『少しでもたくさんの人に笑顔になってもらえたり、自信を持ってもらえるような活動がしたい』と思うようになって、今回のミスコンに応募しました」
確かに、ほんわかとした雰囲気が印象的な小栗さんには、何を相談しても笑顔で受け止めてくれるような安心感がある。小栗さんの友人が、小栗さんにいろいろ相談したくなるのも納得だ。
一方で、小栗さんは大学でサッカーサークルとダンスサークルを掛け持ちするというアクティブな一面も持っている。
「ダンスもサッカーも大学に入るまでやったことなかったんですけど、『面白そう!』って思って始めてみました」
ちなみに、サッカーサークルはマネージャーではなく、バリバリのプレーヤーとして活動しており、女子のサークルの大会などにも出ているという。
サークルとはいえ、大学生で未経験からサッカーを始めるのはなかなか勇気のいる決断だ。「興味はあるけど、大変そう…」と二の足を踏む人のほうが多いだろう。
しかし、小栗さんの辞書に「躊躇」という言葉はなかった。
「やりたいと思ったことは全部やっちゃうタイプなんです(笑)。なので、未経験でサークルに入ることに関して迷いはなかったですね」
教師なるために挑戦を続ける日々
サークルを掛け持ちして充実した大学生活を送っている小栗さんだが、実は学外でもさまざまな活動に挑戦している。
「今は、塾講師のアルバイトと小学生向けの野外活動指導員のボランティアもやっています」
どちらもかなり体力のいる活動だが、小栗さんには両方に挑戦する明確な目的があった。
「小学生のときに大好きだった先生がきっかけで、今は小学校の先生になることを目指しているんです。そのための勉強として、塾講師のアルバイトと指導員のボランティアをやっている感じですね」
とはいえ、運動系のサークル2つに加えて塾講師のアルバイトと指導員のボランティアまでこなすのは、かなりのハードワークだ。さらに、現在はここにミスコン活動が加わっているのだから、小栗さんが「忙しい」という言葉では形容できないほどの慌ただしい生活を送っていることは想像に難くない。
しかし取材中、小栗さんの口からは「しんどい」「辛い」といった弱音は一切出てこなかった。
「もちろん、忙しいし大変な部分もあります(笑)。けど、普段から大きな目標から逆算して小さい行動目標を立てるようにしているんです。なので、『忙しくてやめたい』というよりは『目標を1つずつ達成していくことが楽しい』という気持ちのほうが強いですね」
「一人でも多くの方を笑顔にしたい」
そして、ミスコン活動は小栗さんにとって教師になる夢の通過点の一つでもある。
「学校の先生とミスコンって全然関係なさそうに見えると思うんですけど、『誰かを笑顔にする』という点では同じだと思うんです。だからこそ、応援してくださるファンの方との交流はすごく大切にしていて、一人でも多くの方を笑顔にしたいという想いで頑張ってます!」
ミスコン活動の期間は残り僅かだが、小栗さんの大学生活はあと2年ある。2年後に大学を卒業するとき、ミスコン、アルバイト、ボランティアをやりきった小栗さんなら、子どもたちを笑顔にできる教師になっていることだろう。
取材・文:ワダハルキ
撮影:けんを