池波正太郎の短編小説「へそ五郎騒動」を実写化した時代劇「池波正太郎原作 武士とその妻」の主演を工藤阿須加、その相手役を志田未来が務めることが決定した。
時代劇で夫婦役に挑戦
工藤が演じるのは、武家の次男として生まれたことで“へそ物”扱いされている平野小五郎、志田が演じるのは、藩内でも美しいと噂されている武家の一人娘・恵津。
恵津の父に見初められたことから夫婦となった小五郎と恵津。つつましくも幸せな日々を送っていたが、ある事件が引き金となり、2人の運命は、あらぬ方向へと動き出してゆく…。
工藤阿須加 コメント
・台本を読んでの感想、意気込み
台本を読ませていただき、小五郎の芯の強さ、武士としての心得、最後まで信じ貫き通した思いに心が震え感動しました。
・時代劇を演じる上で楽しみにしていること
小五郎の生きた時代の匂いを体現できるよう、見てくださる皆様にこういう時代だからこそ感じてもらえる何かを見つけて頂けたら嬉しいです。
・夫婦役を演じるお相手(志田)の印象
志田さんが出演されている作品は、自分が役者を始める前から拝見させていただいていて、人の心の本質を捉えてお芝居される方だと思います。登場人物それぞれの感情が動く瞬間に目が離せなくなる物語なので、今回ご一緒させて頂ける事が幸せです。
志田未来 コメント
・台本を読んでの感想、意気込み
いつの時代も女性は強く逞しく愛に溢れていると感じ、その象徴ともいえる恵津を演じさせていただけることがとても嬉しいです。しっかりと台本を読み込み勉強して、現場で感じる想いをお芝居にのせられたらと思っています。歴史的な部分はもちろんですが、人を想う気持ちなどが丁寧に描かれているので、時代劇にあまり触れてこなかった世代の方々にも楽しんでいただける作品だと思います。
・時代劇を演じる上で楽しみにしていること
今回、初めて本格的な時代劇に挑戦させていただきます。プレッシャーや緊張もありますが、以前、京都で撮影をしたときに京都の皆様が温かく接してくださり、包み込んでくださる空気を作ってくださったので、またその京都で初めての時代劇に挑戦できることが楽しみです。
・夫婦役を演じるお相手(工藤)の印象
工藤さんの出演作品を拝見させていただいた時に目で感情を伝えられる素敵な俳優さんだなと感じました。真っ直ぐな小五郎さんと通ずるものがあられるのだろうなと、今回、ご一緒にお芝居をさせていただく事をとても楽しみにしています。